こんにちは。朝晩が寒くなってきましたが体調は崩していませんか?
今回はかかとの痛みについて書いてみようと思います。
一番多いのはかかとの柔らかい部分に痛みがあってかかともしくはかかとの内側に痛みを認めることが多いです。
原因として考えられるものは神経の絞扼、かかとの骨の疲労骨折、最も多いとされているものは足底筋膜のかかとに付いてる部分の炎症説があります。
かかとの痛みの原因としてはこの症候群がもっとも多くよくわかってない病態です。
その他の原因として
アキレス腱周囲炎
ランニングをやっているが最近、走るとアキレス腱が痛い。腱の周辺が炎症を起こし 腫脹や浮腫みを生じ圧痛を伴う。
踵骨骨端症(シェーバー病)
骨格が未発達な思春期の運動選手のかかと尖端の痛みとして生じる。
踵骨棘 足底筋膜炎
かかとの骨の足底面は足底筋膜の付着部であり骨性隆起を生じることがある。この隆起は必ずしも痛みの原因とはなりませんが、足底筋膜は足のアーチを形成しています。
足の指を伸ばすことによってこの筋膜は緊張します。この部分に炎症が起こって痛みを感じます。
踵骨疲労骨折
どの年齢層でも起こりうるもので、必ずしも過度な荷重が繰り返しかからなくても生じ、骨粗鬆症の傾向がある人なら日常生活でも起こりうることがあります。
足底筋膜炎
中でも多いのが足底筋膜炎と言われてます。
症状として先ほどにも書きましたが原因として年齢的な変化やオーバーユース(使いすぎ)や筋力の低下があると言われてます。
(筋力の低下とは)足のアーチ構造は、足底筋膜のほか、足の色々な筋肉によって支えられてます。
ふくらはぎの筋肉なども足のアーチを支えるのに役立ってますが、それらの足のアーチを支える筋肉が弱まると足底筋膜への負担が増し炎症を起こし痛みが発生することがあります。
足底筋膜炎になってしまったら治療としてかかとのクッション材(ヒールカップ)やアーチサポーター、足底板の使用をお薦めします。
あとはホームケアとしてアキレス腱を伸ばすストレッチをお薦めします。