こんにちは!
霞ヶ関駅前接骨院の田中耕太郎です。
今回はゴルフで起こる痛みについてお話ししていきます。
まず、ゴルフで起こる痛みには色々ありますが、その中でも手の痛み、背中の痛みについて今回はお話ししていこうと思います。
ゴルフで起こる手の疾患について
ゴルフでの手の痛みで考えられるものでキーンベック病があります。
キーンベック病は手の骨の中に月状骨という骨があります。その骨がなんらかの原因により血流が悪くなり、栄養がいかなくなり、つぶれてきたりして痛みがでたり、動かしづらくなったりする病気です。
原因としては、使いすぎや大工さんなど手首などにストレスがかかる事で起こります。
治療としては安静を主とします。
また、仕事を行なっており安静が困難な場合は、電気治療により治癒を促進しながら出来る限り早く復帰していくように施術していきます。
セルフメンテナンスとしては、痛みが出た時点で安静にし、前腕の筋肉や手の平を軽くマッサージしてあげることも大切となります。
ゴルフで起こる背中の疾患について
次に、背中の痛みでは肋骨の疲労骨折が1つ疑われます。
ゴルフの動作により疲労が蓄積する事で肋骨に負担がかかり続け、結果的に折れてしまうものです。
どこの箇所が起こりやすいかというと、利き手の反対側の第4,5,6肋骨に痛みが出ることが多いです。
症状としては、呼吸時の痛みや、ゴルフスイング時の痛みなどがあります。
治療としては安静にして、息をした時に肋骨が広がりすぎないようにバンドなどで締めてあげる事が優先されます。
その期間はスポーツは禁止になります。
セルフケアとしては、スポーツを始める前のストレッチやストレスがかかるフォームの改善をしていきましょう。